Use Cases
日々の判断に、事実の裏付けを。
Quomiruは、役割ごとの意思決定を支える指標を提供します。PM / QA / EMの代表的な判断の場面を、実際の画面とともに紹介します。
朝会前の5分
朝会まであと5分。課題管理・CI・リポジトリを順に開いて回る時間はない。プロジェクト健全性ボードを開き、当日の注意点だけを先に押さえる。
見る指標
- 健全性スコア
- チケット完了率
- スループット
- ブロッカー
判断の流れ
- 健全性スコアと前週比を見て、全体が良化か悪化かをまずつかむ
- 悪化しているウィジェットを特定し、どの領域の問題かを切り分ける
- 気になる指標はドリルダウンで内訳を確認し、朝会で確認すべき論点に絞り込む
次のアクション
確認すべき論点を2〜3個持って朝会に臨む。「なんとなく順調」ではなく、数字の裏付けがある状態で1日を始められる。

リリース判定会議
今週末のリリースを出すか、見送るか。リリース可否ボードはGo / No-Goの判定と、その主因になった品質指標を、しきい値とあわせて示す。同じ数字の上で決める。
見る指標
- リリース可否判定
- Critical/High指摘件数
- テストパス率
- 未解決バグ
- 未完了チケット
判断の流れ
- 判定 (Go / No-Go) と主因を確認し、議論の出発点をそろえる
- ブロッカーの一覧から、判定を止めている具体的な項目を特定する
- 見送りなら「何が解消されたら出せるか」の条件をその場で合意する
次のアクション
判断した時点の画面をスナップショットとして保存・共有する。見送りの判断も数値の根拠つきで説明でき、次の判定会議では同じ画面と比較できる。

品質ゲートの運用
「この品質で出せるか」を毎週判断する。コード品質ボードで、静的解析の指摘とテストカバレッジの水準を横断で確認し、品質ゲートの根拠にする。
見る指標
- 品質スコア
- Critical/High指摘件数
- テストカバレッジ
- 高複雑度関数率
- 欠陥密度
判断の流れ
- 品質スコアの推移を見て、品質が維持できているかを確認する
- 静的解析の指摘を重要度別に確認し、増加傾向の領域を見つける
- カバレッジ・複雑度のホットスポットをドリルダウンし、リスクの高い箇所を特定する
次のアクション
基準に届いていないモジュールを、レビュー強化やリファクタリングの対象として起票する。ゲートの判断基準をチームで共有する。

月次の改善判断
限られた改善リソースをどこに投資するか。開発生産性ボードでDORA 4指標とビルド成功率の時系列を比較し、中期の傾向から改善先を見極める。
見る指標
- デプロイ頻度
- 変更リードタイム
- 変更失敗率
- 平均修復時間
- ビルド成功率
判断の流れ
- DORA 4指標の前週比・推移を見て、デリバリーの傾向をつかむ
- 悪化している指標について、デプロイ推移やビルド成功率から要因を探る
- 期間を切り替えて過去と比較し、一時的な揺らぎか構造的な悪化かを見極める
次のアクション
改善施策の対象を絞って着手し、翌月も同じ画面の同じ指標で効果を確認する。判断と検証を同じ指標で続けられる。
